台湾の青春映画【君のためのタイムリープ／帯我去月球】を紹介
今回は台湾の青春映画『君のためのタイムリープ』（原題:帯我去月球）を紹介したいと思います。
こちらの映画は2017年に台湾で公開された映画なのですが、この度2022年1月25日に日本でDVD販売開始となりましたので、早速購入し鑑賞いたしました。ハリウッド映画等と違って台湾映画はよほど有名な作品でない限り日本に入ってくるのは大分時間が経過してからになってしまうのが寂しいところですよね。もっとリアルタイムで観れたらいいのですが。
それでもYouTubeで告知CMを見てから気になっていた作品なので実際に観る事ができてとっても嬉しかったです。もちろん作品の内容もとっても素敵な映画だったので安心してお勧めできます‼それでは紹介していきましょう!!
キャスト
キャスト
劉以豪（ジャスパー・リウ／リウ・イーハオ）
宋芸樺（ビビアン・ソン）
李銓（ピーター・リー）
嚴正嵐（ベラ・イェン）
石知田（シー・チーティエン）
姚愛寗（ヤオ・アイニン）
楊麗音（ヤン・リーイン）
あらすじ
美しい歌声が葬儀場に悲しく響く。歌手になる夢を叶えるため日本に渡ったエンペイという女性が、自ら命を絶ってしまった。
彼女と高校時代にバンドを組んでいた5人は久しぶりに再会し、中でも特に後悔の念を抱えるジョンシャンは半ば自暴自棄になっていた。その帰り道に、花売りの老婆に渡された不思議な力をもつ玉蘭により、ジョンシャンは3日間限定で高校卒業目前の1997年にタイムリープ！
覚悟を決めて、その年に事故で亡くなってしまう伝説的ミュージシャン・チャン・ユーシャン（張雨生）や、思いを寄せるエンペイに待ち受ける運命を変えるため、ジョンシャンは奔走する事になる…。
※Wikipediaより抜粋
作中に出てくる張雨生について
映画を観てみると分ると思うのですが『張雨生』ってどんな人なんだろう？という疑問が湧くと思います。
私も今作品を見て初めて知りました。調べてみると張雨生（チャン・ユーシャン）は台湾のシンガー、プロデューサーで驚異的な高音の持ち主。アジアを代表する男性ハイトーン歌手の一人でありましたが、残念ながら1997年11月12日に自動車事故に巻き込まれて亡くなってしまったそうです。
楽曲を聴いてみるとその歌声に一瞬で引き込まれます。今作品と合せて聴いてみる事をお勧めします。
感想
あまり前情報を頭に入れ過ぎずに鑑賞したのですが、結論から言うと凄く面白い映画でした。
タイムリープ物の映画は世界中で出尽くしてしまっている為、斬新さと言う面では物足りないと思う方はいらっしゃるかもしれませんが、台湾映画でありがちな間延び等は無いので心地よいスピードで物語を楽しめました。
主人公は1997年にタイムリープしてしまう訳なのですが、安室奈美恵や小室哲哉、スラムダンクに将太の寿司など沢山のJapan cultureの代名詞が劇中に出てくるので、日本人としてはニヤリとしてしまいます。そんなに前から日本文化って台湾に浸透していたんだなぁと映画を観ていて実感する事も出来ます。
それと最近まで見ていた台湾ドラマ『一千回のおやすみを』に出演していた“姚愛寗（ヤオ・アイニン）”が出演していたのも嬉しい驚き。台湾映画って観る度にあっ！あのドラマ、映画に出ていた人だ！って発見があって面白いです。
話しが反れてしまいましたが、誰もがこんな時代を過ごしたよねって感傷に浸れる本作は普段台湾映画を観ない方にもとってもオススメなので、是非ご覧ください!!
それでは今回はこの辺で。
