不思議な雰囲気を持つ映画【一秒先の彼女】を紹介
本日は不思議な雰囲気を持つ台湾映画『一秒先の彼女』(原題:消失的情人節)をご紹介したいと思います。
と言いますのも、この度2022年2月9日に一秒先の彼女のDVDがめでたく発売開始となりましたので、この機会に是非沢山の方達のこの映画を知ってもらいたいと思い、このレビュー記事を書くに至った訳でございます。
台湾映画のDVDはすぐに廃盤になってしまう事も多いので、お気に入りの作品なら迷わずに買っておかないと後で後悔してしまう事も多いんですよね。
それでは本日も映画紹介行ってみましょう!!
キャスト
監督
陳玉勲(チェン・ユーシュン)
キャスト
李霈瑜(リー・ペイユー)
劉冠廷(リウ・グァンティン)
黒嘉嘉(ヘイ・ジャアジャア)
周群達(ダンカン・チョウ)
あらすじ
郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。
何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い。
ある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった…!?
消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。見覚えのない自分の写真、「038」と書かれた私書箱の鍵、失踪した父親の思い出…謎は一層深まるばかり。
どうやら、毎日郵便局にやってくる、人よりワンテンポ遅いバスの運転手・グアタイも手がかりを握っているらしい。そして、そんな彼にはある大きな「秘密」があったー。
失くした「1日」を探す旅でシャオチーが受け取った、思いがけない「大切なもの」とは…!?
※Officia Siteより抜粋
感想
まず最初に映画を観る前の豆知識をお伝えしたいのですが、台湾には年に2回のバレンタインデーがあり、2月14日よりも旧暦の「七夕情人節(チャイニーズバレンタインデー)」が重要なイベントだそうです。その際男性から女性にプレゼントを贈る習慣もあるんだとか。
この『一秒先の彼女』はその七夕情人節に起きた奇跡の出来事を描いております。私はこの映画を凄く見たくて公開当時映画館へ見に行きました。
予告編だけ見て完全にコメディー映画だと思い込んで本編を観たのですが、見終わってみるとなんとも『不思議な雰囲気を持つ映画だな』そんな感想を持ちました。誤解を恐れずに言うのなら“世にも奇妙な物語”に出てきそうなストーリー。
お話しの内容は主人公の“一秒先の彼女”が失くした一日(七夕情人節)を探す物語でもあるのですが、それよりも“一秒遅い彼”の七夕情人節に起きた奇跡のような一日を重点的に描いています。
あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので避けますが、いつも人より“一秒遅く生きている彼”でも人生で一日くらいこんなプレゼントのような日があったら素敵だなと思いました。
これはもう是非皆様に映画を観て何が起きたのかは確かめてもらいたいです。ラストシーンは1秒早い彼女に1秒遅い彼が追いつけたように感じてほっこりしました。
それでは今回はこの辺で。