家家JiaJia(ジャージャー)を紹介
本日は台湾の女性歌手“家家JiaJia(ジャージャー)”を紹介。
沢山いる台湾歌手の中でもかなりの実力を持つ家家JiaJiaは1983年1月8日台東市でブヌン族の父とプユマ族の母親の間に生まれました。
姉は歌手の紀曉君（サミンガ）、伯父は警察官の傍ら音楽活動を継続し、金曲奨受賞経験もある陳建年（チェン・ジェンニィエン）と家家JiaJiaの家族は音楽一家のようです。
家家JiaJiaの楽曲はかなり日本人好みかと思いますので、是非チェックしてみてください。
それではお勧め曲の紹介行ってみましょう!!
家家酒 Playhouse
まずは家家JiaJiaの楽曲の中でも一番人気な『家家酒Playhouse』をご紹介。
この曲はNetflixで観れる邵雨薇（シャオ・ユーウェイ）主演の人気ドラマ・華麗なるスパイス（原題：極品絕配）の主題歌として知られています。
『家家酒』とは日本語ではオママゴトの意味になり、終わった恋をオママゴトに例え『私達は本当に愛しあってた？』と自分や相手に問いかける歌詞が切ないです。
かなりアレンジやMIXがJ-POPっぽいなと思っていたのですが、この曲のプロデュースは東京事変の亀田誠治さんと後々知り納得しました。
是非万人にお勧めしたい一曲です。
命運
続いてご紹介いたしますのは『命運』です。日本でも人気なドラマ『蘭陵王』の挿入歌としても知られています。
この曲はバンドサウンドとストリングスのアレンジが合さった優しい楽曲に仕上がったいるのですが、作曲は五月天の怪獸が担当しています。怪獸はロックな曲を多く作るイメージがあったのですが、バラードを作るのも得意なようです。
壮大な楽曲に家家JiaJiaの優しい歌声が気持ちよく響きます。
看透See Through
次にご紹介するのは『看透See Through』です。
ピアノの重低音をベースにしたとってもパワフルなR&B曲なので、家家JiaJiaの力強い歌声を楽しむ事ができます。それと同時にどんな曲でも柔軟に歌いこなす家家JiaJiaの実力が垣間見れる瞬間でもあります。
『看透See Through』はアルバム“還是想念”に収録されているのですが、このアルバムには先程ご紹介した『家家酒 Playhouse』も収録されており、家家JiaJiaの魅力が沢山詰まっているのでオススメです。
雨夜花 Rainy Night Flower
最後にご紹介いたしますのは『雨夜花 Rainy Night Flower』です。
言わずと知れた今台湾で一番人気なドラマ『華燈初上』の挿入歌なのですが、この曲が使われたのはとっても悲しいシーンだったので、そのシーンが頭を過る方も多いのではないでしょうか。
ちなみにこの『雨夜花』は1934年に発表された台湾の民謡で、日本統治時代の歌手・純々（劉清香）のヒット曲でもあります。テレサ・テンが日本語詞で歌う事もあったので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
歌詞は駆け落ちした恋人に振られた後、花柳界（花街）に流れたある女性の運命を雨の夜の花に喩えたもので、とっても物悲しい曲です。家家JiaJiaの優しい歌声が寄り添ってくれているような気持ちになれるのが唯一の救いのように聞こえます。
台湾一パワフルな実力派シンガー
さて今回の家家JiaJiaとオススメ曲の紹介はいかがでしたでしょうか。
楽曲を聴いてもらえたら先にお伝えした日本人好みな楽曲の意味がお分かりいただけたかと思います。楽曲の聞きやすさは勿論なのですが、家家JiaJiaの歌声自体がどこか懐かしく、馴染みがあるように感じるのもその要因の一つかと思えますね。
もし家家JiaJiaの曲を気に入ってもらえたら、是非他の曲も是非聞いてみてください。きっと家家JiaJiaの魅力にドップリとハマる事ができるはずです。
それでは今回はこの辺で。
